第14回WordBench大阪(2/16)に参加して


関連情報

道すがら

運良く阪急の特急に飛び乗れたので、早めに梅田に着いてしまいました。
ということで、少し散策です。でもその前にトイレ・・・・。
あれっ、トイレが見つからない!? 私の目が節穴だとは思いますが、駅構内、そこそこ大きなビル等に入っても見つからないですねぇ・・・。
結局、1Fにないところが多いと感じました。

なんだろうこれ

なんだろうこれ

まぁなんというか、きになったので写真に収めましたが・・・。

「らいよんチャン」と「ちちんぷいぷい」らしいです・・・あとからツッコミはいりました・・・

いざ、デジハリへ

デジタルハリウッド大阪校

デジタルハリウッド大阪校

場所はすぐわかったんですが、なんというか重厚そうな螺旋階段を登っていく感じが、面白いですね。中に入ったら基本ガラス張りで、授業や勉学に励む方たちの姿を周囲に感じながら、その中心の休憩場でこの文章を書いてます。
残念ながらWiMAXの電波が届かないのでネット接続できず・・・。

例のごとく「※」が筆者のコメント、それ以外は発表者の発言や発表情報のメモです。

WordPressのローカルでの構築の仕方 – Webへの移行までのワークショップ –

はじまりはじまり〜

はじまりはじまり〜

いつの間にかサポーターになっていたので、事前にMac編についてはいろいろとやっておきました。Window編は時間がなかったので、まぁ行き当たりばったりという感じですねー。

会場の雰囲気

会場の雰囲気

まだ準備中で、開始時には満席となってました〜。

Windows編 @yat8823jp

XAMPPを使ったローカルへの構築。

発表資料:http://www.slideshare.net/yat8823jp/14wb-word-press

PHP 5.2.4 + MySQL 5.0以上がWordPressを動作させるための環境。それらがXAMPPにはすべて備わっている。

インストーラー版を使ってインストールしていく

トラブル(Apacheが起動しない場合)

Skype等80番ポートを使っているソフトが起動している場合があり、まずはそれらのソフトを終了するか、Skypeなら環境設定で「80番ポートを使う」のチェックを外してみる。

あるいは、コマンドプロンプトを起動し、「netstat -ano」をタイプしてEnterを押し、「0.0.0.0:80」の欄を探して該当のものをタスクマジェージャー(Ctrl+Alt+Del)から終了させる方法がある。

Mac編 @dk45blog

フリーランスのWebデザイナーとのこと。

発表資料:http://www.slideshare.net/ishidamiho/word-benchosakavol14-ishida

Section 1. ローカル環境の構築(MAMP)

  1. PCにMAMPを入れる
  2. MAMPを起動して、自分のPCにDBを作る(phpmyadmin)
  3. WordPressのインストールをする

の3つの流れ。このあたりは、ローカル環境でのWordPressサイト構築-MAMP編に筆者が作成していた(このWordBenchのサポートのために事前作成してた)マニュアルも参考になるかと。

Section 2. ローカル環境から本番環境へ

  1. ローカル側でDBをエクスポートしておく
  2. 本番側に、WordPress本体、phpmyadminで空のDBを作り、「1」でエクスポートしたファイルをインポートする
  3. wp-config.phpに新サーバのDB情報を記入URLの書き換え(searchreplacedb2.phpを利用)
  4. DBをメモ帳で開いてURL一括変換は、シリアライズされたデータを使う一部のウィジェットや動かないプラグインが出てくる可能性がある(WordPressでサーバ移行時にデータベース上のドメインを書き換える方法に説明されている)。そういったものを使わないケースも多いが・・。シリアライズとは、URL情報にURLの長さ情報を加えておくことでセキュリティを強化する仕組み。ということは、URLの長さが変わる(変換)しても動かないということになる(長さが同じならOK)。ほとんど動くと思うが、たまにダメなことがあるということで、それはリスキーだからこのようなツールを使うほうがいいでしょう。
    注意点:変換時のURL末尾に/をいれてはダメ!!

余談(WordPressのインポートツールは使えないの?) あかんのだ・・・。

ウィジェット、プラグイン設定、パーマリンク等の設定が移行できないので・・・。

時間が余ったので、実演だ!

やはりこれが大事だと思いますねー。
圧縮については、後でMac標準の圧縮をつかった方がわかりやすいような気がする・・・。
※筆者余談:searchreplacedb2.php はコマンドでも使えたりする・・・

(中止)コマンドによるWordPress構築のお引越しをさらりと @dufy_toy

残念ながら@dufy_toy氏が体調不良ということで、中止に・・・。

DesktopServerツールを使った統括サーバ環境の構築

個人的にはこれ、すごくいいツールだと思う。
Win/Mac両方で同一環境利用ができる、WordPressの様々なバージョンに簡単に変更したりでき、URL変更も出来る。またローカル独自ドメインを使えることも特徴(無料版は、.devが自動的に使われる。
無料で3つまでサイトが作成できる。

参考資料:WordBench神戸 2012年4月資料

この件は、WordBench神戸2012年4月8日で発表された内容を公開したブログ(一部新しいバージョンにあうように修正されているとのこと)に載っているとのこと。

XAMPPとWordPressとHosts(/etc/hosts)の設定をすべてやってくれる。
発表者は、Mac上で実演をされた。

  1. ここからダウンロードして、インストール
  2. アプリケーションに「XAMPP」フォルダが出来る
  3. XAMPPフォルダの「blueprints」フォルダにwordpress-3.5.1.zip(圧縮したまま)を入れとく。過去のバージョンを入れておくと、それに作りなおしてくれる・・・(便利そうだ)
  4. Desktop Serverを起動し、そのままNextを押し、「Create a new development website」を選択する
    ※自分のマシンの中だけで動く仮のドメインを使える(.devとか)。
    /etc/hostsに書いておけば動くが、これはDesktop Serverがやってくれる!
  5.  Site Nameでドメイン名を選べる(.devというのは決められている/無料版では)
  6. BlueprintでWordPressのバージョンを選択できる・・※おおーーー
  7. そうすると、WordPressのインストール画面が立ちあがる!!(サイト名とユーザ名とパスワードのWordPressインストール最終画面に!)
    ※自動合成されて作成されたWordPressの保存場所は「書類」の中にフォルダができる(WordPressの)

※URLの書き換えもできちゃう・・・
そして出来たzipファイルをサーバに展開したあとで、database.sqlがデータベースなので、これをインポートしたら終わり。
すごい!

有料版は、Dreamwaverとの連携ツールもあるようだ・・・。

質問(phpmyadminが利用できないウェブサイトを本番環境に置き換えるには)

※条件1)http://example.com/test(新WordPress)  → http://example.com(置き換えたいWordPress) のように本番環境の下にWordPressのフォルダが作成して、そこでWordPressを構築していること。

※条件2)本番環境も置き換えたいサイトも両方がWordPressであること

サブアドレスに置けるなら、

  1. WordPressにログインし、「設定」→「一般」から「サイトアドレス」を書き換える
    http://example.com へ変更
  2. 本番環境の「index.php」をテキストエディタなどで開き「require(‘./wp-blog-header.php’); 」を「require(‘./test/wp-blog-header.php’);」に変更して保存
  3. WordPressにログインし、「設定」→「パーマネント設定」を開き、一度「変更を保存」を押す(.htaccess の設定自動書き換え)

ということで簡単に実際に置いている場所(testフォルダのまま)で、URLは本番環境に書き換えることができる。
「2」の方で、本番のWordPressを開くのではなく、testフォルダのWordPressを開くように命令することで、実現できる方法。

では、実際に触ってみましょう(ワークショップ)

私はMac側のサポーターとなってフォロー。数名フォローしているうちに、実際にロリポップサーバで本番環境(システムを使わない通常のHTMLで構成されたウェブサイト)をサブドメインで構築しているWordPressに移行したいという質問が出た。

質問)ロリポップサーバ上においているサブドメイン(WordPress)を本番環境(ドメイン)の方へ移行したい

整理するとこういうことになる

やりたいのは、http://test.example.com → http://example.com となる。

流れはこうなる

  1. searchreplacedb2.phpをtestフォルダへアップロード
  2. FTP経由にて、wwwをwww2と名前変更
  3. FTP経由にて、testをwwwへ名前変更
  4. http://example.com/searchreplacedb2.php へアクセス
  5. Submit→Submit→Continueとアクセスし、
    上のボックス(移転元):http://test.example.com
    下のボックス(移転先):http://example.com
    と入力して、Submit
  6. http://example.com にアクセスしてサイトが、従来のhttp://test.example.comに置き換わっていることを確認
  7. さらにhttp://example.com/wp-admin よりログインして、意図した設定になっていることを確認
  8. FTP経由にてsearchreplacedb2.phpを削除

となる。しかしそのためには、2つの点で事前準備が必要となる。

  1. データベースのバックアップをしておく(http://test.example.comの方)
    ※searchreplacedb2.phpでURL書き換えをするわけだが、ミスと悲惨なことになる。そのため復元できるようにバックアップをしておくことは最重要課題。ロリポップのphpmyadminにアクセスできるようにしておかねばならない。
  2. FTPソフトの設定
    ※ロリポップではWeb版FTPが用意されている。これで名前変更できるかもしれないが、非常に使いづらい。加えてフォルダのアップロードができないため、今回学んだローカル環境で構築したWordPressの移転が実質できないこともある。よってFTPソフトからロリポップサーバへアクセスできるようにしておくこと必要。

今回は本番の置き換えはできないので、http://test.example.com をhttp://test2.example.comへ移行する方法を実演するとともに、その簡易マニュアルをその場で作成して手渡した。簡易マニュアルはすでに上記「1」「2」が完了し、searchreplacedb2.phpも用意されている状態でのものである。その場合には上記「1」から「8」のステップの方をやればすむという簡単なものとなる。

しかしどうせそこまでやったのだから、どうせならローカル環境で構築したWordPressをロリポップサーバへ移行剃る方法もまとめたいと思う。そのあたりはまたWordあたりでマニュアル化したい(また後ほど、、、いま帰りの電車の中からの速報なので)

懇親会(参加せず)

今回は時間が遅いこともあり、ちょっと下記のような雪が降っている山中に帰るにはつらいため、懇親会には参加しませんでしたー。また機会があったらいきたいですね。

電車を降りると、、、吹雪いてましたよ〜

電車を降りると、、、吹雪いてましたよ〜

それはともかく、デジハリから駅に向かう途中のイルミネーションが綺麗でしたねぇ。

イルミネーション

イルミネーション

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p style=”text-align:right;”>2013年2月16日 木谷(@kimipooh)