多言語プラグイン「WPML」がサポートしていない言語を追加する方法 #wckansai


※この投稿はWordCamp Kansai 2014のリレーブログ(3日目)として書いています。

WordCamp Kansai 2014リレーブログ(3日目)を担当する木谷(@kimipooh)です。

WordCamp Kansai 2014まであと少しですね! 私がWordCampに初めて参加したのは、2012年9月に開催されたWordCamp Tokyo 2012でした。この中のアンカンファレンス(開発者・中級者向け)でディスカッションしましたが、多言語化っていくつかのツールや手法があるものの、まだまだ模索中だなと思います。WordCamp Kansai 2014でもどこかで多言語化についてのディスカッションできればなと思ってます。

さて、WordPressで管理されているウェブサイトを多言語化するために、有料のWPMLプラグインを使った場合のTIPSについて紹介します。
なお、多言語化プラグインは他にもいくつかあり、それぞれに特徴があります。詳細については、WordPress Codex「WordPressで多言語サイトを作成する」を参照してみてください。筆者は、まだWPMLが無料だった頃から使い始め、いくつかのサイトに導入したこともあって、WPMLを使い続けています。いずれにしても、用途よって使い分ければ良いと思います。

WPMLはかなりの言語をサポートしていますが、中にはまだサポートしていない言語もあります。サポートしていないからといって、使えないというわけではありません。 もちろんウェブブラウザで閲覧できないような特殊言語の場合には、別途特殊フォントを作成したり、インストールするなどPC側の諸準備が必要です。ここでは、WordPressが利用している文字コード「UTF-8」で表示可能な場合について説明します。 具体例を出して説明したほうがわかりやすいので、クメール語を追加する場合で説明してみます。

WPMLにおける言語の追加設定

WPMLを導入すると、WordPressのサイドメニューに「WPML」が追加されます。 このサブメニュー「言語」を開くと、「サイトの言語」という項目が出てきます。 サイトの言語 WPMLがサポートしている言語なら、「言語追加/削除」で使いたい言語を選択することで、投稿や固定ページ、メニュー等を多言語化できるでしょう。

今回は、リストにないため作成することになります。 「言語編集」のリンクを開いてみてください。現在有効になっている言語の詳細設定画面が出てきます。 言語編集画面 翻訳(English)や翻訳(Japanese)は、それぞれの言語にしたときに表示される各言語の文字をどうするかという設定です。従って、利用したい言語を増やす度に列が増えます。

たとえば、ウェブサイトを英語で表示しているときの言語スイッチ文字表示が「English / Japanese」の選択になり(設定によって「日本語(Japanese)」という表示にできる)、日本語で表示しているときには「英語 / 日本語」(順不同)の表記になるわけです。

「言語追加」ボタンを押してみてください。 言語追加画面上記の画面が表示されるはずです。

自由に追加できますが、コード(言語コード)と言語タグ、初期設定ロケールについては世界標準(ISO 639)に準拠したほうが無難でしょう。クメール語なら、「km」ですね。 言語の追加 私はクメール語を理解できないので、言語名は英語で表記しています。必要に応じてその言語(クメール語で記載)したらよいと思います。このあたりは使い勝手の問題でしょうね。

記事を翻訳する

日本語をベースにした場合、日本語記事に対して翻訳する言語を選択することが可能になります。
下図はいくつかの言語を追加した場合の例です。
記事の言語追加

翻訳した記事の表示

実際の投稿ページにて、下記のように選択すれば各言語が表示されるという仕組みですね。下記の例では、「テスト」のクメール語を表示しています。 言語表示選択 以上のように、プラグインの標準機能を使うだけでなく、拡張させて使うことが出来るのもWordPressの強みです。そのことも含めて検討すると、出来ることが増えるかなと思います。このプラグインに限らず、是非いろいろ試してみてください。

さいごに

今回はWPMLが提供する拡張機能を使って言語を追加しました。
もし提供されていなかったらどうしたでしょうか。
おそらくWPMLのコードを改良したと思います。そしてそれが上手く行ったなら、WPMLへ改良コードを取り込んでもらえるように提案したことでしょう。

機能がなかったら改変する、これが出来るのがオープンソースの強みです。
改変するだけでなく、コードそのものを取り込んでもらえる場合もあります。取り込まれることで、多くの人たちに使ってもらう機会が増え、多くの環境で利用されることで、コード検証につながります。あるいは、より洗練された改変されたりするかもしれません。それは、改変した側にもとても大きなメリットになります。

このようにオープンソースは、利用する側も開発する側も立ち位置はいろいろありますが、知識や経験を共有することで発展していると思います。オープンソースを使うことは、確かに手取り足取りのきめ細かいサポートを得ることが出来ないかもしれません。しかし、大抵は誰かが問題を報告しているでしょうし、解決手段もウェブで探すことが出来ると思います。もし、見つからないならあなたが報告すればいいでしょう。そうすれば、誰かが解決策を模索してくれるとかもしれません。それは機能をよりよくするための第一歩だと思います。

このように、利用して問題を発掘するだけでもコントリビュートにつながるってワクワクしませんか。もし、少しでもそのような気持ちが芽生えたなら、一度WordCamp Kansai 2014の扉を開いてみませんか。きっと、面白くて楽しい体験ができると思いますよ!

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