第16回WordBench大阪(4/13)に参加して


今回はWordPressの大翻訳祭りということで、英語は不得意ですが、システム回りのことはそれなりに分かるので、そのあたりを中心にいろいろ実験や検証を進めてきました。

Facebookでの熱い議論というか、リアルタイム要素のある会話や情報共有は面白いですねぇ。

早朝起きた淡路島地震の影響で交通機関が乱れ、その影響で少し開始時間が遅れました。
いまのところ大災害にはなっていないようで、ほっとしています。

以下、いつものごとく「セッション」については、それぞれの発表者が発言されたもののメモになります。
筆者自身の考えは先頭に「※」を入れますー。

関連情報

事前準備

今回は3日前に少しチェックした後、12日(金)にガッツリチェック(検証等)をしました(大体、5時間ぐらい)。そのときに作成したメモを載せておきます。Developerじゃないと分からない(コマンドベースのメモが多い)かなと思いますが、何がしかの参考になればと思って。

道すがら

昼食はカレーライス

昼食はカレーライス

今回は11時30分受付、12時開始。つまり「昼食はどうする!?」が問題となりました。結果として少し早めにでて、淀屋橋駅内でカレーライスを食べました。数分で出て来ましたね。

使ったツール類(事前検討含む)

さあ始まりだ!

さあ始まりだ!

額賀さんからの挨拶。翻訳祭りの始まりです!
正直、「翻訳した上で、作者に送るまでをたかだか40分で出来るの!?」と思っていました。
済みません、皆のパワーはすごすぎです・・・。後の発表会では皆きっちりと仕上げてこられるんですよねぇ。
すごいものです。こうやって、コミュニティに参加している一人一人がWordPressというオープンソースの活性化に寄与しようという気構えがあるのがよかったです。これぞオープンソースの考え方(Wikipedia)かなと思いました。

セッション1「翻訳リーダーより、翻訳についてのレクチャー」(宮内さん @miya0001) 30分

発表スライド:http://www.slideshare.net/miyauchi/wordbench-osaka

さあやるぞ!

さあやるぞ!

Poeditソフトを使えば、大体のところは終わる・・・。
Google Translator Toolkitを使えば、共同作業できる。
Gettextライブラリによるコマンドラインでやる方法もあるよ、、、msgfmtコマンドを使えばね。
WordPress i18n Toolsってのがあって、msgfmtよりも簡単かつ安全に扱えるということ。
※多言語化されているphpソースから、potファイルを作成することが可能(各種設定して、make potをすれば)

今回の流れはこれだ!

  1. .potから.poファイルを作成(コピー)
  2. .poファイルを翻訳
  3. .moのコンパイルして作成
  4. .po,  .moファイルを作者に送る

翻訳ファイルの名称規則

テーマ:ja.po (ja.mo)
プラグイン:example-ja.po (example-ja.mo)

example部分を、「テキストドメイン」という呼称で呼ばれている。

テキストドメインの調べ方

POTがあれば、拡張子(.pot)を除いた名前

ない場合に作成するのは、少し高度なため(※基本的にDeveloperの範疇)資料には掲載したが、説明は割愛。

また分からなければフォーラムで聞いてねーーー。
※最終的にはPHPソースを見て判断することになるので。

Poeditの使い方説明 どうやって今日の翻訳作業をするか、Google Translator Toolkitを使うか否かはグループ単位で考えてねー。

翻訳にはガイドラインがあるよ

ってのをある程度参考にしながらやるほうがいいが、厳格に守らないといけないようなガクガクブルブルなレベルを考える必要ないですよー。いずれにしても、翻訳で一番大変なのは国語力で、「お金を払って下さい」はダメで「お金を払ってください」が使われる。その漢字とひらがなの使い方を統一したり、そういった感じ。

プレースホルダーと呼ばれる動的に変更されるデータ(%dや%1$s等)の取り扱いとか、そういうものもあるねー。
そういうのは位置関係に気をつけて翻訳するって感じか。

%sとか%dってなによ!?

%sは文字列、%dは数字が入ると思っておけばOK

作者さんとのコンタクト方法

メール、プログへのコメント、twitter、フォーラムなど、いろんな手段で試してみてー。
メールだと変な英語だと返事もらえないかもしれないから、twitter等1行メッセージ程度で送った方がいいかも・・・。

メンテを継続できないと、、、心苦しい!?

オープンソースなので、あまり目くじらを立てる必要はない。
続きは誰かやりたい人がやればいいわけだから・・・。自分が作成プラグインの翻訳は、同じ人から送られてきたことはほとんどない。

だから何も考えずにポンと送ればいい

翻訳ファイルはGitHubで公開するのがおすすめ!

続きを誰かがやってもらう事が簡単だし、そういう空気を作ったら楽しいよね

せっかく翻訳したのに、プラグイン更新したら消えるじゃん!

自作プラグイン等で、.moのパスを書き換えることで、暫定的に日本語を適応できる!

※発表者の宮内さんのスライド内で触れられていますが、プラグインを作成するという範疇に若干入るので、ここでは割愛。プラグインを開発できる人は、簡単に作成できると思います。

すでに翻訳されたデータの紹介(額賀さん)

「WordPress SEO プラグインの翻訳」

はすでに他の方が翻訳データ(moファイル)を公開されていました。

その開発者の方から「po」ファイルの提供していただけたので、これを参考に、Poeditでの開き方と保存によるmoファイル作成について説明。

セッション2「翻訳実践!」40分(1時間ぐらいしてたような・・・)

参戦!(Skypeで)

  • 東京より直子さん @naokomc
  • 福岡よりTaiさん @tekapo

流れ

  1. グループ分け(5,6人程度)に分かれて作業
  2. Google Translator Toolkit で翻訳作業を共有(難しいと思われてましたが、多くのグループでt)
  3. 確認は サポートメンバーのPCでMAMP/XAMPP + WordPress

みたいなのが基本かなぁみたいな感じ

セッション3「翻訳してものの発表!」20分

WordPress Maintenance Mode

すでに動いているサービスをメンテナンス表示画面にして、裏で作業できる便利なプラグイン

すでに翻訳ファイルはあり(Google Translator Toolkit上では95%翻訳済み)、これを元に翻訳。
(※名称を-ja_JPから-jaに変更必要)

作者への通知:作成したものはGitHubにアップしたので、作者にメールで送る予定

Ultimate TinyMCE

  • 「Kitchen Sink」の訳がどこで使われているのかもわかりづらく、難しかった。
  • 管理画面に表示されていない訳していない部分(たぶんエラーメッセージ等)について、どういう風に使われているか分からず翻訳しなかった部分があった。「Cheatin uh?」とか。

すでに翻訳ファイルはあり(8割ほど?)、これを元に翻訳。

作者への通知:これから

Custom Post Type Maker

カスタム投稿タイプってなに?という所からスタート。
翻訳はGoogle Translator Toolkitを使って機械翻訳を参考にしながら、PoEditを使って作成。

true / falseの訳が難しい

※真と偽と訳されたようですが、個人的には、true / false と訳さない方がいいかなぁという感じ。
※有効・無効やはい・いいえがよさそうですが、それでは文面的におかしい表現になる項目があった(私が以前訳したものの中には・・・)こともあり、そういうことで悩まれたのかなぁと。

すでに翻訳されていたのが、GitHubにあがっていたとのこと。
つまり翻訳するまえに、まずは探したほうがいい・・・・と思った。

作者への通知:これから

WordPress Move Comments(額賀+木谷)

投稿されたコメントを移動(他の投稿や固定ページへ)したり、投稿者を編集(ゲストにしたり、WordPressのユーザーを変更したり)できるプラグインの模様。

POT / POファイルが用意されていないプラグイン。
事前(昨日)に、WordPress i18n Toolsを使って、ソースファイルからPOTファイルを抽出。
さらに、プラグインの方でテキストドメイン指定をしていない、有効化(load_plugin_textdomain等の追加)するコード改変をして準備。

Google Translator Toolkitで共有しつつ作業、出来上がったものはGoogleドライブで共有しました。なぜならPHPソースも変更しないと動かないものだったからです。

また苦労した点は、Add New Comment などの表現。最初は「新しいコメントを追加」となっていたが、最終的には「コメントを追加」としました。これはWordPressの翻訳でAdd Newが「〜を追加」となっていたから。議論の中では、「コメントを新規作成(追加)」とかもいいんじゃない。だって投稿や固定ページで「新規追加」とかになってるじゃんという感じでした。

Skypeで参戦された方々からの翻訳フォローが結構速いこと、また23程度しかないので翻訳自体は時間がかかりませんでした。

※しかしながら、参加者から、プラグインの翻訳に必要な一切合財を全部説明してもらわずに翻訳だけするのは、本末転倒で説明して欲しいという要望への対応に、30分以上かかってしまったのが反省点。数名がかりで丁寧に説明しましたが、そのために翻訳作業がほとんど中断。グループとしての翻訳作業が10分程度になってしまいました。
※個人的にもですが、翻訳というセッションにも関わらず、それに至る経緯までおんぶに抱っこで聞かれるのは進行上支障がでるので、止められたらなぁと思いました。

作者への通知:プラグイン公開ページのSupport(フォーラム)に「Japanese Translation」という件名で投稿

Job Manager(オリジナル作成)

求人、応募、面接日設定など、募集に関する一連の処理を一括で行えるプラグインの模様。

Google Translator Toolkitに入れると400ぐらいあったので、1人100ぐらいに分けて作業した。

出来たものをpoEditで開いて保存するとエラーがでる。
これはダブルクオーテーションのエスケープされないといけないのが、Googleの機械翻訳によってスペースが入ったりしておかしくなっていた。poEditでエラー箇所が出てくるので、ダブルクオーテーションは「」に変更して対応した。

作者への通知:作者にTwitterで「翻訳しているよ」とつぶやいた

qTraslate

Google Translator Toolkitに入れて、分担して作業。

poEditで保存するときにエラー(Job Managerのエラーと同じ)がでたものは、場所を探して分担者に連絡してそれぞれて対応

作者への通知:WordPressのプラグイン公開ページから作者のHPへのリンクがあり、そこからメールアドレスがわかったので、メールで送りつけた。

懇親会

キムチを焼くと美味しいぞ!

キムチを焼くと美味しいぞ!

らしいです。確かにおいしかったですね。

会場は、韓国創作料理 燦々亭 御堂筋店という店でした。会場雰囲気は、第13回WordBench大阪懇親会でいろいろ書いてますのでご参考を。

2013年4月13日 木谷

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第16回WordBench大阪(4/13)に参加して」への5件のフィードバック

  1. ピンバック: (4/13)WordBench大阪に参加しました。 | キタムラアイのブログ

  2. ピンバック: GitHubってどう使うのかいな with WordPress 翻訳&改変コード公開編 | Kimiya Kitaniの徒然なるブログ

  3. ピンバック: WordPress Translation Festival in Japan | Kimiya Kitaniの徒然なるブログ

  4. ピンバック: 5月はWordBenchにおける翻訳祭り開催! | Kimiya Kitaniの徒然なるブログ

  5. ピンバック: 「春の翻訳&ドキュメント祭り」from WordBench京都 | Kimiya Kitaniの徒然なるブログ

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